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咬合の発達と筋機能療法(MFT)について

 

 歯並びやかみ合わせ、顔つきは、生まれつきではありません。

赤ちゃんは、生まれると、呼吸し、母乳を飲み、泣き笑い、遊びや発音、食事などを通して、顔面や口の周りの筋機能が発育していきます。

つまり、乳幼児期の顔面と口の機能の発育状態に違いがあれば、その後の顔面と口の発育に違いが生じて、歯並びや噛み合わせも違ってくる可能性があるのです。

 

例えば、咀嚼機能は、離乳期にその子の発育段階に応じた、(口唇食べ)→(舌食べ)→(歯ぐき食べ)→(乳歯食べ)の決まった順番で機能を学習することで可能となります。

 

 しかし、それが十分できていないうちに、能力以上の固い食べ物を与え、むりに次の段階に進ませようとすると、発達はその段階でストップして、以後は「丸飲み」の手法を獲得してそればかりが発達して、矯正しにくくなります。

このことは、単に食べることだけでなく、飲み込むときの呼吸の仕方や顔の表情、言葉の発達ともに深い関係にあります。

 

また、発育期の子供において、開咬(前歯が開いて奥歯だけ噛んでいる噛み合わせ)、上顎前突(出っ歯)などの悪い噛み合わせが見られる場合は、遺伝ではなく、指しゃぶりや飲み込む際の舌突出癖、アレルギー性鼻炎や扁桃肥大などによる口呼吸によって引き起こされた可能性があります。

 

歯の位置は、歯並びを取り囲む舌や口の周囲の筋肉のバランスにより影響を受けるのです。

 

 もし、何らかの原因で筋機能が健全に発育せず、歯並びやかみ合わせに問題が生じている場合には、矯正治療とともに筋機能を健全な発育方向へ戻す訓練が必要です。

その機能訓練方法を筋機能療法(MFTMyo Functional Therapy)と呼んでいます。

 

 MFTは指しゃぶりなどにより二次的に生じた舌突出癖や口呼吸により弛緩した口唇を、舌や口唇の訓練によって調和のとれた状態にする療法で、咀嚼、嚥下、発音、安静時の舌位や口唇位、呼吸などの口腔機能の改善を目指して、舌や口腔顔面筋を協調させる療法です。

 

つまり、口腔の育成のためには、悪い歯並びやかみ合わせなどの形態を直接修正する矯正治療とともに機能を改善するためのMFTが必要で両者の間には密接な関連性があるのです。

 

 矯正治療は歯並びや顎骨の異常を矯正装置を駆使して機械的に改善する治療だけと思っている人がいますが、矯正治療を専門にしているほとんどの医院では、呼吸や発音、咀嚼、嚥下などの異常や習癖を診察し、MFTを取り入れています。

それは、機械的な矯正治療だけでは効率も悪く、矯正治療後に後戻りもしやすいからです。

 

咬合の発達過程には「形態」と「機能」の2つの大きな因子が関与しています。

その両者は、相互に影響しあいながら発達するため、良くも悪くも、その2つの因子が調和した所がゴールとなってしまいます。

 

 ですから、成長期にあるお子さんの場合、顔面と口の筋機能が正しく健全に発育するように働きかけることはとても重要で、それが口腔育成の基本となるのです。

 

 「歯並びやかみ合わせがおかしい」、と思ったら食べかた、飲み込みかた、話かたなどを注意して見てください。

もしかして、指しゃぶり、爪噛み、嚥下時の舌突出癖、口呼吸などの悪い癖はありませんか?

放置すると癖が固定化して直しづらくなると共に、不正咬合が悪化する可能性があります。

まずは矯正専門の先生に診ていただくことをすすめます。

 

*参考:MFT入門(初歩から学ぶ口腔機能療法)・わかば出版、噛まない人はだめになる・下顎風人社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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